私(大垣迅平)は「自己投資業界の心ジャンルが健康で清々しい業界になって、次の世代に引き継いでいく」をテーマに活動をしています。
このテーマは、大垣迅平が学生時代からうっすらと考えていたことでもありました。
けれど、「これを実現する」としっかり心に決めたのは、20代後半頃、大垣迅平がまさに講師として売れ始めていた時期でした。
その時感じていたのは、自分のような若輩者が表舞台にでても、心ジャンルを根本から変えるだけの効果を生み出せないのではないか?
たとえ、人気がでたとしても、自分一人分の影響力だけで、本当に実現したい心ジャンルの変化は起こせないのではないか、ということでした。
それでも、心ジャンルを健康で清々しい場所にするために、自分にできることをしていこう、という強い思いは変わらずにもって活動していました。
そんな時に、あることに気づきます。
それは、心ジャンルでは、人気取りが上手な人が売れていき、そうではない人たちは埋もれてしまっているということ。
つまり、どれだけ素晴らしい技術や思いをもっていたとしても「人気取りができないと、売れない業界になっている」ということに気づいたのでした。
「このままでは、心ジャンルが健康になるのは難しい・・」
「この状況をなんとかしないと…」
この危機感から、心ジャンルを健康にしていくための方法をより深く考えるようになります。
そこで、たどり着いたのが
「すばらしい思いや志、技術がある人たちが生み出しているものを、一緒に広げていく」
という方法でした。
すばらしい技術や志をもっているのに、人気取りが得意でないがために埋もれてしまっている人たち
そのすばらしい人たちが生み出している、すばらしいものを一緒に社会に広げていく。
そうすることで、業界を健康で清々しい場所にしていこうと思ったのです。
そして、素晴らしい講師さんや専門家を盛り立てていく、総合的に支援していく会社を立ち上げて、大垣迅平自身はその会社を運営する側に回ることにしました。
これが大垣迅平の今の活動につながっています。
大垣迅平の主な活動1|ベストセラーマネージメント
大垣迅平の主な活動のひとつは、ベストセラーマネジメントです。
ベストセラーマネージメントとは、すばらしい講師さんに優秀な編集者さんとの共働の機会を提供するプロジェクトのことです。
このプロジェクトでは、3つの特徴をもった講師さんと優秀な編集者さんのマッチングを提供しています。
3つの特徴とは・・・
志があること
コンテンツ制作能力があること
教育者としての才能があること
この3つが揃っている講師さんは、出版業界でも成功しやすいです。
また、私大垣迅平が経営している会社とも一緒に成長していける講師さんの特徴でもあります。
この3つの特徴をもった講師さんを支援するのが、大垣迅平の主な役割になっています。
大垣迅平はベストセラーマネージメントの中で、下記役割を担って関わっています。
出版社の編集者さんとの関係作り
講師さんへのお声がけ
活動の設計
活動の仕組みづくり
大垣迅平の主な活動2|講師の総合的な支援
講師さんが得意な業務に集中できるように、講師さんの総合的な支援をするのも大垣迅平の活動のひとつです。
大きなサポートチーム
個人や民間でがんばる講師さんは、気づいたら同じようなサイクルをぐるぐる続けていたりします。
コンテンツを作ったら、まず求めている人のところに行って
そこで、伝えたり、提供して、質問を受けて回答する
そして、また次の求めている人のところに行って
また、伝えたり、提供して、同じような質問をうけて・・・
というふうに、テープレコーダーのように同じサイクルを繰り返すということが起きてしまうのです。
私、大垣迅平は「どうしたら、講師さんはテープレコーダーから解放されて得意なことに集中できるのか?」ということを考え続けていました。
そこで、行き着いた結論が”大きなサポートチームを作る”ということでした。
この大きなサポートチームの中では、それぞれの得意分野にあわせて様々な人たちが活躍しています。
- 会社の運営を担う人たち
- 経営や財務の人たち
- お問い合わせに対応する人たち
- 受講生からの質問に対応する人たち
- その中でも難しい問い合わせに対応する専門の技術チーム
- すでに作られたコンテンツの範囲で、よくある質問に答えるチーム
- 質問の答えをストックして似たような質問にもちゃんと答えていくチーム
- 動画編集を取りまとめる人
- 専門知識をインタビューし、SEO対策しながらわかりやすくまとめて記事メディアを作る人たち
…などなど
このような様々な業務のサポートチームを作ると、講師さんはテープレコーダーから解放されて、得意なことに集中していけるようになります。
講師さんの得意なこととは、たとえば、新しいコンテンツを作ることや最も優秀な人たちを育てること、レベルが高い受講生の質問にもちゃんと答えられるように教育をつくることなどがあります。
チームでなら、引き継げる
もちろん、大きなサポートチームを作って難しいと感じたところもあります。
一番大垣迅平が難しさを感じたのは
講師さんの高い専門性をどうやってサポートチームに移植すればいいのか?
どうすれば、高いレベルの質問への回答ができるようになるのか?
ということでした。
ここに新しい仕組みや技術、教育の形を作る必要があったからです。
同時に、多くの講師さんから「自分の全てを引き継ぐ人が欲しい」というリクエストをいただくようになりました。
おそらく、昭和の師弟制度の名残のようなものだと考えているのですが、
- 自分のサービスやノウハウは、自分が死んだり引退したらなくなってしまう
- 自分のノウハウを全て引き継げる人に出会えるとすごく幸運だ
こんなイメージを持っている講師さんがたくさんいる、と大垣迅平はその時に知ったのです。
このリクエストについても必死で探し続けていたんですが、たくさんの人を面接しても、結局全てのことを引き継いでくれる人というのは現れませんでした。
その代わりに見つかった方法が、”講師さんの技術を引き継ぐチームを作る”ということでした。
実は、チームで分業すると、講師さん以上に機能が高いチームが生み出されることがあります。それは、個々人の得意を活かしたチームならではの強みでした。
たとえば、どんな人たちがいるかというと・・
学術的な研究が得意な人
学術的な研究に適性があって、そこに20年30年集中し続ける人がいたら、もしかしたら講師さんを超えるような研究成果を生み出せるかもしれません。
「楽しんでもらう」ということが得意な人
楽しみながら学んでもらうということは、人が成長する上でとても大切なものです。
楽しんでもらうための工夫を考えるという一点においては、講師さんよりもレベルが高い人がいたら、講師さんのコンテンツのレベルが上がることに貢献できます。
新しいワークを考案するのが得意な人
講師さんの創りたいワークを、より効果の高いものとして作ることができたら、それはコンテンツのクオリティの質が上がることになります。
ワークを創る人もそこに集中することで、より個性を発揮できます。
生徒さんに落とし込むのが得意な人
生徒さんに向き合って、落とし込むことが得意な人に生徒さんの対応を任せることができたら、講師さんは自分の得意分野にさらに集中できるようになります。
また生徒さん自身も、より深く習得することができ、スクールのレベルが高くなります。
ここに挙げたものは、ほんの一例ですが
それぞれの得意な部分を分割して、講師さんの才能を継承していくということをすると、講師さんが想像している以上に、高いレベルで継承が可能ということに大垣迅平は気づきました。
つまり、チームを作ることで、講師さんの高い専門性を引き継ぐことが可能になったのです。
もちろん、「分業をする」ということは、それだけコミュニケーションコストも上がっていくことになります。
それでも、チームで講師さんの教育を共有しながら進めていくと共通言語や共通文化ができてきます。講師さんへの想いも共通してくる。
これによってチームはつながることができます。
そこでは、ひとり一人が分業で引継ぎながらも、共通文化を前提としたコミュニケーションが行われる。
そうすると、”多様性の中から新しい発想や創造”が生み出されます。
そして、この中でチームが講師さんを超えていくことが可能になると、大垣迅平は考えています。
講師さんと同じことができるチームを作るより、「講師さん以上のパフォーマンスを発揮するチームを作った方が、実は簡単である」ということに気づいたのです。
チームに引き継いでいくと、分業をして、講師さんのあらゆる側面を引き継ぐことができます。
そうすると、有機的な事業として次の世代に引き継ぐことができます。
また、それぞれが得意なことに集中することで、より生産性も高まり、より大きなビジネスができます。
同時に、より大きな収益性を発揮します。
大きな収益性があれば、よりたくさんの人の雇用を生み出していくことができて、チーム全員のメンバーがそこで生計を立てることができるようになるわけです。
これを実現するために、私、大垣迅平が経営している会社では、リクルートの倍率を50倍から200倍にあげるということに成功しています。
この成果は、以下の2つで成り立っています。
SNSを用いた特殊なリクルート方法を使うこと
自社で行っている特殊なリクルート方法を使う
人事的な、人に対する働きやすさの制度を徹底的に極める
そして、現在、以下の要素をすべて満たしている会社
テレワークで働けて
働く時間の拘束がほとんどなく
休みも自由に取れて
出勤も完全にない
スタッフを管理することもなく
どのくらい働いたかの請求はスタッフ自身に任せる
そしてそれを、自己投資業界の心ジャンルの中でたくさんの人が働ける形で成立させている
私が確認している限り弊社しかなく、そのためにリクルート倍率が50倍から200倍に引き上がっているという状況です。
これをさらに引き上げるプランを、いま大垣迅平が立てているところです。
分業が必要
ここまで大垣迅平による講師さんの総合的支援について書いてきましたが、「講師さんのすばらしい能力を次世代に引き継いでいく」ためには、分業が必要です。
良い講師さんには、人の成長を考えたり、一番レベルの高い人たちの教育や、新しいコンテンツを生み出したり、出版のための新しい本を書いたり、自分の得意なことに集中して欲しいと大垣迅平は思っています。
すでに形になった仕事については、自分が育てた人たちに任せていく。
そして、自分の育てた人たちのレベルをさらに高めていく教育を作っていく。
このことによって、自分の生み出した様々な仕組みが次の世代、次の世代へと引き継がれるようになります。
良い講師さんには、人の成長を考え続け、すばらしいコンテンツのことを考え続けてほしい。
そして、志に向かって、新しいプロジェクトに集中してほしい。
その他の役割はチームで引き継いでいく。
これが自己投資業界の心ジャンルがよりよくなって次世代に引き継いでいくプロセスだと思っています。
そして、ひとり一人の講師さんにこの形をオーダーメイドで創っていくのが、大垣迅平の仕事だと考えています。
日本トランスパーソナル学会常任理事 大垣迅平(監修)
インタビューライティング 川上瑛理(執筆)
そのほかの大垣迅平のシリーズブログはこちら
大垣迅平が社会の希望になるアイディアを模索していきます。
選挙制度や株式会社の運営方法、あたらしい会社の形などを、
みなさんと模索していきます。
【大垣迅平のティール研究室(ティール意識経営者・ティール組織)】
では、ティール意識への教育やティール組織など、昨今話題の
「ティール意識水準」のありようを模索します。
主に、ティールの多視点的な在りようを仕事に活かし、多角的な側面
から見て、世界をよくする方法を模索していきたいと思っています。
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